これだけ分かれば大丈夫!クライミング頻出ワード30

様々あるホールドやムーブの名称からして、クライマーが使う言葉は独特ですよね。ここではクライミングを楽しむ上で、まず覚えておきたい30の用語を解説します。

基本編

01 ホールド
壁から突起した手掛かり、足掛かりとなるもの。人工壁に取り付けられるホールドの材質は主にプラスチックで色や形も多種多様。

02 課題
人工壁にホールドで構成された登るためのコースのこと。人工壁だけではなく、自然の岩場のコースも課題と言う。

03 核心
課題を攻略する上で最も難しく、肝となる箇所。大会では核心部分を登れたどうかで成績が大きく左右される。

04 完登
課題を登り切ること。ボルダリングでは最終地点に置かれたTOPホールドを両手で触り、安定した姿勢を保つと完登となる。

05 グレード
課題の難易度。日本では主に段級位制が使われ、ジムによって異なるが10級が最も易しく、数が減るごとに難易度が上がる。1級の次は初段、二段と段数が増えていく。

06 ルートセッター
人工壁において課題を作る(ホールドを配置する)人。主要大会のチーフセッターを務めるには資格が必要となる。

07 オブザベーション
課題を下見すること。身振り手振りを交えながら、体の動きや手順などを想定する。よく「オブザベ」と略される。

08 オンサイト
事前に他人の登りを見ることなく、初めてのトライで課題を完登すること。完登の中で最も価値が高く、一撃とも言う。

09 セッション
一つの課題に対し複数人で順番にトライすること。大会での競技形式の一つで、ジムではコミュニケーションの機会にもなる。

10 チョーク
手に付ける滑り止めで、汗を吸い取る特性を持つ。チョークバッグに入れて使用する粉末状や液体状などがある。

11 パンプ
クライミングの負荷が重なることで、腕などの筋肉が膨れ上がり疲労すること。

12 レスト
競技中に安定したポジションで、疲労した腕や体を休ませること。練習の合間の休憩や、休息日のことも同じくレストと言う。

13 ガンバ
ジムや大会でよく耳にする、クライミング中の応援の掛け声。英語では「Come on(カモン)」、フランス語では「Allez(アレ)」。

ホールド編

14 カチ
指先で掴むような小さめの形状のホールドで、「カチ」っと持つことから由来。エッジとも言う。

15 ガバ
指全体で掴みやすい形状のホールドで、「ガバ」っと持てることから由来。ジャグ、バケットとも言う。

16 スローパー
角がなく丸い形状のホールド。指では掴みづらく、手のひら全体で包み込むように持つ。

17 ハリボテ
壁から出っ張っている大振りなホールド。見た目のインパクトから近年大会やジムで流行している。

コンペ編

18 コンペ
クライミングの競技大会。コンペティションの略。ジム単位で行われる小規模なものからワールドカップまで様々なコンペが行われている。

19 アテンプト
課題へのトライ。ボルダリングコンペでは完登に要したトライ回数をアテンプト数と言う。

20 ボーナス
ボルダリングコンペでの順位決定方法の一つ。アテンプトで並んだ場合、課題途中に設けられたボーナスホールドの獲得数で勝敗が決まる。

21 カウントバック
コンペでの順位決定方法の一つ。まったく同じ成績で並んだ場合、前ラウンド(決勝ならば準決勝、準決勝ならば予選)の成績上位者が上位扱いとなる。

22 アイソレーション
コンペでの公平性を保つため、課題や他競技者の登り方を見ることができないように隔離された待機場所。

23 ベルトコンベア
ボルダリングコンペでの競技形式の一つ。競技→休憩→競技→休憩を繰り返し、次から次に選手が登場する。

ムーブ編

24 ムーブ
クライミングにおける動き方、テクニックの総称。静的なスタティックと、動的なダイナミックなどに分かれる。

25 ランジ
壁内でジャンプしホールドを取りに行く大技。ダイノとも言われ、両手でホールドを掴みに行く場合はダブルダイノとなる。

26 トウフック
ホールドにつま先から足の甲を引っ掛けること。上級者になると、コウモリのように逆さまにぶら下がることも可能になる。

27 ヒールフック
ホールドにかかとを引っ掛けること。かかとを支点にして体を上昇させる。ボルダリング、リードで多用されるムーブの一つ。

壁の種類編

28 スラブ
奥に倒れている90度未満の壁。緩傾斜とも言われ、ジムでは初心者向けゾーンによくあるが、課題によっては上級者にとっても難しい壁となる。

29 垂壁
90度垂直の壁。ジムでは初心者が最初に挑戦する壁として用意されていることが多い。

30 オーバーハング
前傾している壁。被りとも言われる。大きく傾くと強傾斜やどっ被りと呼ばれ、さらに傾くとルーフと呼ばれる。

2018年1月31日

文/CLIMBERS編集部
監修/植田幹也

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